第6話 忘れないで

スミレとセリの出会いから、二人の別れまでの話を聞いたゆりは、胸を打たれ思わず涙が出てしまう。

一方、ゆりが花屋敷家にきてから、葵の機嫌が明らかに悪くなっていた。スミレを独占できなくなった嫉妬が原因のひとつだった。しかし、ゆりに対して好意をもっていると芙蓉にいわれ、葵は強く否定しながらも自分の心が揺れ始めていることに気づく。

しょう子のホームパーティを開くため、別荘に行うスミレ、葵とゆり。そこで、葵が髪をのばし始めた理由を知る。

ケンカばかりの二人だが、「スミレのことが好き」で「スミレにセリのことを忘れないでほしい」という共通した想いを二人とももっていた。

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